《魔導雑貨商人》でモンスターを墓地に送り込むことで、《貪欲な壺》や《カオス・ソーサラー》を使いまくるデッキ。 デッキ内のモンスターカードの比率がとても高いのが特徴。 MPTとは《魔導雑貨商人/Magical Merchant》と2種類の《壺/Pot》によって《ターボ/Turbo》することからHataが名付けた。
優秀なモンスターをたくさん入れる事で成立するこのデッキは、そのために魔法・罠を多く犠牲にしている。 しかし魔法・罠を厳選すればするほど、《魔導雑貨商人》で手札に加える魔法も予測が立てやすくなるし、モンスターを増やせば増やすほど《魔導雑貨商人》で墓地にモンスターをより多く送る事ができる。
大量のドローとデッキ圧縮によって手札・墓地を整えたら、《カオス・ソーサラー》や《THE トリッキー》などを一気に特殊召喚してラッシュし、大ダメージを与えよう。 特殊召喚は1ターンに何度も行えるため、1ターンで一気にフィールドに5体のモンスターを並べることもできる。
魔法・罠を減らしたことによる防御力の低下を《クリボー》で補ったり、《貪欲な壺》を何度も使いまわすために《聖なる魔術師》や《ピクシーナイト》を入れたりといった改良方法がある。 また《大寒波》を使う事で相手にも魔法・罠を使わせなくさせるのも面白いだろう。
魔法・罠の比率をかなり犠牲にしているため、相手ターンに対応しにくいのが難点。 攻撃や除去カードを止めにくいので、墓地を除外し《貪欲な壺》や《カオス・ソーサラー》を止めてくる《霊滅術師 カイクウ》や、《魔導雑貨商人》などのリバース効果を無効にする《ミスティック・ソードマン LV2》《抹殺の使徒》などは苦手な存在といえる。